RecoveryThreads属性では、リカバリ中に索引を再作成するために使用するスレッドの数を指定します。
RecoveryThreads=1の場合、リカバリ中に、再作成する必要がある索引は順次再作成されます。索引の再作成を処理するのに十分なプロセッサがマシン上にある場合は、この属性を設定すると、リカバリのパフォーマンスを向上させることができます。異なるプロセッサが異なる索引を処理できる場合にのみ、パフォーマンスが向上します。同じ索引内の索引の再作成に並列処理はありません。
RecoveryThreadsの値は、システム上で使用可能なCPUの数までの値です。
アクセス制御が有効な場合、この属性の値を現在有効な値以外に変更できるのは、インスタンス管理者またはADMIN権限を持つユーザーのみです。
RecoveryThreadsは次のように設定します。
CまたはJavaプログラム、あるいはUNIX ODBC.INIファイル | RecoveryThreads | n: リカバリ中に索引を再作成するために使用するスレッドの数です。デフォルトは1です。 |
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ | 「RecoveryThreads」フィールド | n: リカバリ中に索引を再作成するために使用するスレッドの数です。デフォルトは1です。 |
リカバリ・プロセスの進捗状況のレポートについては、デーモン・ログの再作成メッセージを参照してください。
その他のサービスやプロセスのためにサーバー・マシン上に十分なリソースを残すよう、スレッドの数は低く設定します。